アーティスト自身が作詞している場合の事

毎週土曜日の朝に、「サワコの朝」という番組がやっています。
そこに、某有名作詞家がゲストで出演されていた時の話ですが・・・

「今は多くのアーティストが自分で作詞もやっているのが当たり前な時代ですが、でも、本当にちゃんとした詞を書いている人って僕が見渡したところだと、10人くらいしか居ないんですよね・・・」

という話をしていました。
コレ、当方はだいぶ賛同します。

とはいえ、当方はまだプロでもないただのアマチュアですが、何年間と先生に付いて細々と受講し続けて多少なりとも腕を磨いている者から視た目線でも、「よく解らない・・・」、「どこが良いのか解らない・・・」と思う様な歌詞は沢山ありますよ、そりゃ。
でもそれでも、知名度はある、曲は売れている、という現実はあります。それが世の真実。

例えばで、歌い手さん自身が作詞している例で、当方が気に入っているモノの2つで・・・

まず、今はすっかりお目にかからないのですが、川島だりあ さんという女性ロックシンガーがいます。
その「Fly By Night」という曲で、
「この空破りそうな ビルを見上げてみる」
 「喜びなら誰のそばにもあるよ 何故人は遠回りする」
という2フレーズを挙げましたが、
使われている言葉達は特別難しい言葉ではない、普通に見掛ける言葉ですが、
「この空 “ 破りそうな ” 」「何故人は “ 遠回りする ” 」という2箇所に惹かれました。

次に、T-BOLANというロックバンドはご存知の方も多いかもしれません。
その「すれ違いの純情」という曲で、
「別々の夢を選び別れ告げた 今も忘れられぬ~・・・」
 「夏のかけらを追いかけても 季節はそう回まわる アイツはもう居ない」
という2フレーズをこちらも挙げてみましたが、
まぁ言葉自体は難しくない普通の言葉ですが、単純明快で言っている事も解りやすく、描かれている事の共通体験を持っている人も多いでしょう。

佳い作品を創るという事は、難易度の高い言葉やフレーズを多く駆使できる事ではありません。
日常ありふれた言葉でも、十分素晴らしい歌詞は多くあります。




歌い手さん自身、アーティスト自身が作詞も手掛けているもので、10人くらいというまでの少なさというつもりは無いですが、でも当方も、あまり多くはないと思います。
作詞家としてやっている人達の作品と比べると、そりゃぁ単純比較するものではないですが、レベルはそこそこ違うものでしょう。

アーティスト自身が作詞作曲を手掛けるのが当たり前になった昨今、作家さん達は食えなくなった・・・とかいう話は耳に古いですが、それでもだからこそ、作詞家目指す人達は、めげずに地道にコツコツ粘り強く磨き続けて上昇して欲しいものだと、当方もその一人として頭の隅でコソッと思っているところです。


windzblue

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